今回ショーもリアルクローズへ 蜃気楼が起きやすい条件の「8℃差」をテーマにリアルとの境界線をジッパーで表現したA DEGREE FAHRENHEIT 2015-16 A/W Collection

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A DEGREE FAHRENHEIT 2015-16 A/W Collectionは蜃気楼が起きやすい条件である、地表と空気の温度差の「8℃差」がテーマ。蜃気楼とは、密度の異なる大気の中で、光が屈折し地上や水上の物体が浮き上がって見えたり、逆さまに見えたりする自然現象のことで、揺らぎながら伸縮・反転していく虚像と曖昧になっていく実像との”ボーダーライン”をコレクションでは無数のジッパーを用いて表現されています。

今回ナチュラルでリアルクローズな雰囲気が強かったのは、ハナエモリのデザイナーに就任し、ヒールの高いものやロングドレスなど、ドレッシー感があるものはそちらで表現できるようになったと話して下さいました。

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スウェットはシンプルに、でも部屋着感覚を取り除くため、アクセサリー感覚でジッパーをあしらっています。足の内側にブランドロゴが!主張しすぎないところがにくい(笑)。

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パフスリーブもジッパーが入ることで洗練されてます。ふんわりとした洋服本来の形を邪魔しないように、樹脂性の柔らかいジッパーを採用。今回のコレクションは素材や、ジッパーなどの副資材の開発も手がけられてるそうです。

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サイドから手を出せる使用に!肩にかけた時これなら風が吹いても落ちないかも。開けることによって動きが変わるので気分によって着こなせるのも嬉しいですね。

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ファーはリアルファーとエコファーを使用。このコートはエコファーの方で、Sretsisでも登場したドイツの高級テディベアブランド”シュタイフ社”製です。

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ポリエステルの目を詰まらせることで紙のようなパリパリな質感に、ハリ感のある丸いシルエットを表現されています。

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PHOTO_Ena Kitamura

前半を黒、グレーのダークトーンに、後半をホワイトカラーで統一し、ショーの演出でもテーマの”ボーダーライン”を表現。ショーで魅せる意味、ショーで行う意味みたいなもの強く感じたコレクションでした。

■A DEGREE FAHRENHEIT

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