#NYFW レポート 初めてNYでコレクションを発表した「ESCADA」上流階級の社交の場"競馬"をビジュアルコードにパワースーツとワーキングガールの美学をモダンにアップデート
ESCADA(エスカーダ)がNYFWで初のコレクションを発表!会場となったPark Avenue Armoryにはカラフルな壁に芝生のランウェイが登場。
1970年代後半に、実業家のヴォルフガング・ライと、パリコレのモデルだったマルガレッタ・ライが、上流階級が集まる競馬場で出会い共に賭けた馬が優勝したことがきっかけで結婚。その馬の名前がESCADAだったというブランド発祥のストーリーを持つエスカーダ。
40年の時を経て、昨年8月に就任したグローバル・デザイン・ディレクターのNail Sloanは、このブランドのルーツに焦点を当て、ヨーロッパにおいて上流階級の社交の場、そして娯楽である「競馬」をビジュアルコードに、働く女性のいわゆる”パワースーツ”をモダンにアップデート。
2019春夏コレクションは、クラシカルさとヴィヴィッドなカラー、ゴールドの装飾類は日本ではバブル期も感じさせますが、歴史と女性のパワーがスタイルにも反映されていくことがエスカーダらしい自信に満ちた女性らしさを感じさせてくれます。
ジョッキーのようなスポーティースタイルには、エスカーダの新しいアイコンとなったハートモチーフがあしらわれたボディバッグを。
日本での競馬場とは違う、社交場としての文化。そこでの女性のスタイルにも時代によって変化の歴史があるのだろうな〜と思わせます。上質なシルクの乗馬プリント、ドットやエスカーダロゴのパンツスーツなど、現在的にアップデートされたクラシカルさが私的にはかなり好み!
後半にはドットやストライプ、ハートモチーフがよりモダンなスタイルで登場。
パワーあふれるカラーリングとクラシカルなスタイル、そしてスポーティーさ、エスカーダの常に変化する女性らしさが凝縮された2019春夏ランウェイコレクション!個人的には雨の中の大移動、ここにたどり着きパワーチャージをさせていただけた♡ショーでした!!
■ESCADA