N°21 2016 S/S Collection

N21_RESORT2016_L-2

“対比の描写”をテーマにしたN°21(ヌメロ ヴェントゥーノ) 2016 S/S Collectionでは、無頓着(=ノンシャラン)なスタイルが再解釈された。意識的に、リサーチを重ね、そしてエッジを効かせた結果、始めて生まれる”ノンシャラン”な魅力。カジュアルでも無造作でもなく、むしろひとりひとりの女性が持つユニークな、そして他人に左右されない個人の”意思”を反映した確固たるスタイルを打ち出している。90年代のパワーや衝撃を捉え続けた写真家コリン・デイ氏の緻密な作品や、ライカを片手にラテンアメリカの実情を捉え、そのイメージを覆した写真家ティナ・モドッティ氏の美しくエキセントリックな作風に影響を受けたデザイナーのアレッサンドロ・デラクア氏。今シーズンは「現代生活を解明するツールとしてのファッション」というコンセプトの下、あらゆるイメージが反転され、オーバーラップし再度組み直された。デザイナーが愛してやまないマスキュリンとフェミニンのミックスマッチは、Tシャツの上にシフォンのスリップドレスやレースのフロックドレスを重ねたスタイルや、リネンスカートに滑らかなクレープデシンのブラウスを合わせたスタイリング、脱構築してドレープを寄せたシャツドレスといった新しいスタイルに強調。さらに、柔らかなパステルトーンを帯びたマクラメのドレス、クレープ地のエプロンドレスや、センシュアルにドレープを寄せたメランジニットのドレスを通して新しいセンシュアリティが提案されている。全ての要素が反映されたボブリン素材のジャンプスーツは、上半身を覆う民族調の刺繍がヴィクトリア王朝の様式を彷彿とさせ、その影響はキュプラ地のセットアップ、フットウェアに合わせられたニーハイソックス、70年代エレガンスを感じさせる縦長のトートバッグにも表れた。

N21_RESORT2016_L-3N21_RESORT2016_L-4N21_RESORT2016_L-5N21_RESORT2016_L-6N21_RESORT2016_L-7N21_RESORT2016_L-8N21_RESORT2016_L-9N21_RESORT2016_L-10N21_RESORT2016_L-11N21_RESORT2016_L-12N21_RESORT2016_L-13N21_RESORT2016_L-14N21_RESORT2016_L-15N21_RESORT2016_L-16