AGNONA Fall/Winter 2020 Collection 90年代半ばのエレガンスとミニマリズムに注目

AGNONA(アニオナ)2020年秋冬コレクションにおいて、Simon Holloway(サイモン・ホロウェイ)は、90年代半ばのエレガンスとミニマリズムに注目した。「昨年10月のアートフェア Frieze(ロンドン)で、アーティストのJordan Wolfson(ジョーダン・ウォルフソン)の作品を見ました。ジョン・F・ケネディ Jrとキャロライン・ベッセット・ケネディが描かれていたこの作品は、その時代の完膚なきエレガンスを思い起こさせました。キャロラインは緻密で厳格な審美眼を備えていました。カジュアルな人々から見れば、それは洗練されたアップタウンスタイルでしたが、実は彼女の服は、細心の注意を払って選択された最先端のデザインのものでした。」女性のためのAGNONAのワードローブは非常に贅沢で、すべてのピースに驚くほど洗練されたディテールが施されている。キャメルはデニムと合わせて-シェアリング・パネルとスエードでトリミングされたダブルフェイスのキャメルヘアのピーコートは、ラウンドシェイプのウール・デニムの上に着用されている。ペールカラーのダブルコットンギャバジンのトレンチコートは、杢調コニャックカラーのレザーケープのディテールを効かせ、アシンメトリーのなかに究極のラグジュアリーが宿っている。フロントはレザー、バックはニットで作られた真っ黒なインディゴのストラップレスドレスは、なめらかで官能的。”一見厳格な”ウールとシルクサイアの黒のジャケット。内側にはニットのペプラム、ニットの袖、小さなニットのショールカラーが付いており、実際には柔らかな着心地。サスティナビリティはAGNONAの責任ある選択。サイモンは、染色されていない繊維を使用しており、カシミア山羊の自然な色合いのように、ダブルフェイスコートに仕立て、また繊細な袖がつけられたバイアスリブのドレスを編み、さらにキャメルの毛も随所に使用されており、アランスタイルのセーターは、リサイクルカシミアを使用している。彼は、膨大なAGNONAファブリックのアーカイブから、クチュールのようなパターンをいくつか導入した。ウールとカシミアのジャージスーツからは、誇張したハウンド・トゥース、砂時計のようなシルエットを際立たせるジレを重ねたヘリンボーンというように。クチュールの引用は、ファブリックにも見られ、ニットも布帛いずれにおいても。手織りのチャコール色のツイードは、編み込まれたレザーでトリミングされた長いジャケットと、インディゴと黒の短いジャケットに使用されている。AGNONAプラチノジャージーに織り込まれたカシミアツイード糸は、チャコール色のスカーフジャケットとそのペアのトラウザーに使用され、ウールカシミア・フェルトジャージーも多用されている。コレクションの主な色は黒、チャコール、クリーム、バフ(黄褐色)。キャメルの毛の自然な色調と天然のカシミアと共に、明るいブラウンとダークブラウン、そしてインディゴデニムのさまざまな色合い。男性のためのAGNONAワードローブは、女性のコレクションに匹敵する。モダニストの感性を備え、ノーブルな繊維と生地、そして糸を使用して製作されたコレクション。サイモンは20年ぶりにメンズウェアを復活させた。アイビーリーグの時代に帯びた硬質さからインスパイアされ、それはアメリカンプレッピーに対するヨーロッパの理想に近いものといえるでしょう。太いケーブルニットはパンツにタックインされ、ローファーと合わせたカシミアのケーブルソックスとペアになっている。ベルト付きのダブルブレストカシミアコートは、タートルネックと合わせて。ウールのカシミアフランネルシャツはチェック柄で、バッファロープレイド柄のシックなバリエーションとなっています。肘やポケットにレザーのパッチのディテールが施されたアイテムもある。

 

 

 





MATCHESFASHION.COM - JP