TORY BURCH FALL/WINTER 2020 COLLECTION フランチェスカ・ディマティオの彫刻からインスピレーションを得てクラシックとノスタルジックなテーマを再解釈

TORY BURCH(トリーバーチ)2020年秋冬コレクションは、Francesca DiMattio(フランチェスカ・ディマティオ)の彫刻からインスピレーション。彼女の作品は、装飾の中に強さとパワーを吹き込む。多くの場合、単なる装飾として片付けられてしまう、ウェディングドレスビーズやバスケット織りも彼女の作品では、力強く印象的な姿へと形を変え、何が男女であり、新旧であり、高低であるかの境界線を曖昧にする。また、DiMattioは、伝統的な女性らしさの基準に疑問を投げかける。美術史を研究していた際に、オランダの偉大な巨匠の一人であるJudith Leyster(ユディト・レイステル)の作品が、彼女が女性だったという理由だけで、死後、別の制作者の作品として扱われたことを思い出した。これは、女性アーティストが歴史を通じて直面してきたことであり、今日に至っても続いている。今回のコレクションは、柔らかい形にカッティングを施したメンズスーツ、滑らかなシルエットにあしらわれた構築的なディテール、モダンなアイデアで作り直された歴史的なリファレンスなど、クラシックとノスタルジックなテーマを再解釈。グレーのパワースーツ、シルクレースのブラウス、ニーハイブーツのルックが、それをよく象徴している。特にDiMattioがデザインしたプリントは、洗練されていて遊び心があ、トルコ、イギリス、フランスの磁器の歴史に対する共通の真価に基づいているが、ここでは色と模様がより大胆に表現されている。バッグコレクションとシューズコレクションからも同様に、今季を象徴するアイテムがラインナップ。かっちりした形が特徴の、イタリア製レザーで作られた新しいEleanorショルダーバッグや70年代のサドルバッグとアコーディオン形の要素が組み込まれたLee Radziwillコレクションも登場。また、ミディカーフ、ライディング、ニーハイ、ポインテッドトゥ、テーパードスクエアトゥなど、全てのルックに、インパクトのあるブーツがあわせられている。またコレクションでは、Alice Smith(アリス・スミス)が、1963年の名作”You Don’t Own Me”のQ-Tipバージョンのパフォーマンスを披露。「Francesca DiMattioの11点の作品は、Salon94とPippy Houldsworth Galleryの厚意により、今回ランウェイにて展示しています。」とトリー・バーチは話している。プロポーションと形の探求であるこのコレクションは、洗練されつつも、ノンシャランな雰囲気を醸し出す。カフタンは絹のようなパジャマドレッシングの上に重ねられ、テーラードパンツは膝上のブーツにタックインされている。かっちりしたショルダーのハイカラージャケットは、エフォートレスなドレスと組み合わせられ、構造的なヘムライン、誇張された袖と襟は、コレクションの奥行きの深さを生み出している。クリーム、ホワイト、チャコール、ネイビー、ブラックの落ち着いたカラーパレットの中で、ブライトイエロー、ミント、ペタルピンクが差し色に。今回のコレクションには、陶芸家のFrancesca DiMattioによるプリントシリーズが含まれている。DiMattioの彫刻に基づいた、活気に満ちたプリントは、絵画のようなフローラルプリントからセーヴル磁器の抽象的なプリントまで多岐にわたる。チェックとストライプは控えめな懐かしさをもたらし、デルフト磁器風の青と白のタイルプリントは、トリーの磁器への愛から生まれたもの。DiMattioの彫刻にみる、異なる素材を組み合わせ使用する作風も、コットンジャカードと贅沢なベルベットの組み合わせやクレープデシンにレイヤードされたコットンポプリンなど、コレクションに反映。変形したスパンコールは、シルクサテンとクレープを用いたイブニングドレスに流れ落ち、オーガンザのより糸がニットウェアに綿菓子のような柔らかさを作り出す。また、キルトステッチ、スモッキング、サンバーストプリーツがコレクション全体に見られる。現実的でありながら、上質。スクエアトゥのライディングブーツがルック全体を引き締め、Lee Radziwillのサドルバッグは70年代の洗練されたルーシュを伝え、アイコニックなロゴの一部がデザインとして使われているブラスリングは、コレクションを完成させる。

 

 

 





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