GIVENCHY SPRING/SUMMER 2020 WOMEN’S COLLECTION ボタニカルの世界から引き出されたフラクタル・シンメトリーが、タフなアーバンエネル ギーと交差する

ここに2種類の美しさがある。年月をかけて使い込まれた風合いと、はかなく過ぎ去っていく春の訪れのサインが出会うことで生まれる不協和音と調和。クレア・ワイト・ケラーがデザインするGIVENCHY(ジバンシィ)の2020年春夏コレクションは、ボタニカルの世界から引き出されたフラクタル・シンメトリーが、タフなアーバンエネルギーと交差する。ノスタルジックなパリの花柄やニューヨークを思わせるローデニムといった夏の記憶が、詩的で軽やかな開放感ある女性らしさを呼び覚まし、マリーゴールドやマゼンタの温室カラー、そしてセルリアンブルーやエメラルドグリーンが、ニュートラルなサンドカラーやモノクロのハウンドトゥースの中に渦巻くように揺れる。世界中から集められた抽象的な植物柄の数々は、ザクロやキンレンカの顔料で染色したインド更紗プリントの中に息づき、クリスプポプリン、キャンバス、タフタなどのブラウス、オーバースカート、サンドレスへと形を変える。襟なしのウェストがくびれたスリムなロングジャケットやシェルニットは、バミューダパンツやリラックスパンツと合わせ、新しいスーツのシルエットを生み出す。スムースレザーのトレンチコート、バンダナ柄のトップスやビスチェは、柔らかなドレープを、構築的かつ豪奢に変化させる。ウォッシュ加工とダメージ加工を施した90年代風のデニムは、ショートパンツ、ワイドなツートーンジーンズ、コラムスカートとして付加価値を与えられ、巻きつけたスカーフ、ホルターネックのライン、ひだ飾りの袖、結んだ蝶ネクタイなどが、今シーズンのこだわりぬいたボリューム感を和らげる。イブニングドレスは、プリッセストライプのジャカード、パッチを縫い付けたギピュールレース、ジャスミンの小枝をクリスタルで表現したピースなどが、オフショルダーやボリュームシルエットで登場する。アクセサリーコレクションには、新作のスローチバッグが登場。このバッグは、チェーンリンクの網目が付いたナパレザー素材で、ねじったロープ状のハンドルが付いており、さらに、タッセルのチャームと新しい「ダブルG」のエンブレムが施されており、カーフ素材のブーツは、スプレーで色付けしたウッドブロックヒール、サンダルとスクエアミュールはレーザーカットした半円型のヒールが特徴的。レザーで覆われた彫刻的なバングルは、マットな黒いラバーで表面を加工したジオメトリックなフープイヤリングによく合っている。

■GIVENCHY

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