Andreas Kronthaler for Vivienne Westwood 2020 Spring/Summer Collection「Rock me Amadeus」つながりこそが私たち人類の存在であり、私たちは世界をつないでいる

Andreas Kronthaler for Vivienne Westwood(アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド)の2020年春夏コレクション「Rock me Amadeus」。この世界は全てつながっており、つながりのないものが突然つながったりする。これはインスピレーションであり、直感であり、人間の有り様である。つながりこそが私たち人類の存在であり、私たちは世界をつないでいる。私が壁に貼り付けていたいくつかの写真の中から、金属製の男の頭にリング状の腕が付いたドアノッカーの写真に目が留まった。このリングをループに置き換え、肩や股関節から風に吹かれるように時に長く、時に短く巻きつけた。私の最初のインスピレーションとなったのは雲。50年代の裸のピンナップ写真に映った女性は綿毛のパフを纏っており、下からのアングルで撮られている様は、まるで空に浮いているかのようだ。雲が体の上を浮遊し、衣服が体から滑り落ち、シャツが腰まで落ちるような情景が私は好きだ。それらを上下逆さまに、裏返しに、ウエストで縛ったりと自由に纏う。私たちはリデュース(削減)、リユース(再利用)、リシンク(再考)を目的にWastemarkの協力のもと、世界最高峰のイタリアの機屋で織られた廃棄される生地を集めた。私は歩くディスプレイの様な背中に商品を詰めたケージを縛り付け、肩に乗せた品物に頭を囲まれた行商人のボリュームに魅せられた。肩や腰のパフ、大きな帽子や傘と、その形はどこまでも膨らみ続ける無限の可能性を帯びている。ボッティチェリのヴィーナスの誕生に描かれた様な、くるくると弧を描きなびく布はコキールコルセットによって土台を形成している。2シーズン目を迎えるEthical Fashion Initiativeとのコラボレーションでは、天然染を用いたマリのハンドメイドファブリックで自然から生まれたという意味を持つボゴランのチェッカーボードを制作。また、アニマルトゥシューを新たなヒールによって再構築した。これはモーツァルトも気に入ったことでしょう。全ての奉公人が着用していた18世紀のヘアスタイルにも感銘を受けた。彼らは別の世界から来たようだ。微生物からロボットまで、人類の歴史的かつ地理的なおとぎ話を投げかける。私たちはスマトラトラを絶滅から守るFauna + Flora(www.fauna-flora.org)をサポートする。

■Andreas Kronthaler for Vivienne Westwood

https://www.viviennewestwood-tokyo.com