AGNONA 2020 SPRING/SUMMER COLLECTION「An Ode to Milan(ミラノへの詩)」クリエイティブディレクターSimon Hollowayが80年代初期のミラノとその特徴的なスタイルを振り返る

AGNONA(アニオナ)の2020春夏コレクションは「An Ode to Milan(ミラノへの詩)」。クリエイティブディレクターSimon Holloway(サイモン・ホロウェイ)が80年代初期のミラノとその特徴的なスタイルを振り返る。「1981年9月18日付のメンフィス(注:ミラノのデザイナーグループ)の最初のショールームのオープニングの白黒写真を見つけた時、これこそがミラネーゼが最高に美しい着こなしができる時代の到来であったと感じました。」とサイモンは言う。「ミラノにとって、デザインとファッションの融合を目の当たりにすることができた非常に重要な瞬間でした。イタリアのファブリック、ニットウェア、職人技がすべて揃っています」その写真がこのコレクションの出発点となった。当時のブリティッシュヴォーグのアイコニックなイメージ、当代のイタリアのファッション、シックなデイウェアがページをめくるごとにフィーチャーされていた。サイモンは、彼がアニオナで探求し続けている快適な着心地の良さを保ちつつ、イタリアのレディトゥウェアを讃えるコレクションを想像し始める。シルエットは、特徴的なショルダー、はっきりとしたウエストライン、スローチー(前かがみ)なパンツにフィーチャー。スポーティな要素を駆使してフィット感を緩和し、クチュールのようなディテールを追加して、コンテンポラリーな方法でこれらを仕立てている。そしてもちろんアニオナのシグニチャーである贅沢なファブリックを使用。アニオナの自社工場のひとつLanificio Agnonaあるたった4つのアンティーク織機の1つで織り込まれた「本物の」シルクデュピオーニから作られた、トープカラーでプリーツのロングトレンチコート。イージーなスウェットシャツと組み合わされた軽いコートとジレは、ダブルフェイスのカシミアシルクジャージーで仕立てられている。アニオナのファブリックアーカイブからもたらされたチェックのシリーズは、ダブルフェイスのセンチュリーカシミアと、シルクとウールのスーツ、そしてボイルに織り込まれ、すべて洗練されたスポーツウェアのムードでまとめられた。ニットは、ウルトラファインのビスコースカシミアまたはしなやかなガーゼ仕様、これらはアート プント トラマート マシンで作成されたニット生地で、スラッビ―なテクスチャー加工がなされている。色は、コットンシャンタンとシルクデュピオーニで展開される自然なままのエクリュ、セージまたはトープ、そして落ち着きのあるシックなグレーとトープ、さらにメンフィスからインスパイアされたパステルは、より滑らかなモヘア生地に使用。大胆で現代的な新しいステートメントジュエリーは、スターリングシルバーとゴールドで作られている。 個々の糸の自然な形に触発されたチェーンの形。このコレクションは、ミラネーゼの物語。それはまた、アニオナの物語でもある。