rag & bone Spring Summer 2020 Collection「コントラストと視点」ファッション、音楽、テクノロジーの世界から引き出された創造力のコラボレーションを通して提案

rag & bone(ラグ&ボーン)が3年ぶりのニューヨークファッションウィークへの復帰を祝し「CONTRASTS & PERSPECTIVES(コントラストと視点)」という新しいコンセプトを掲げ、2020年春夏コレクションを発表した。 ショー会場のSkylight on Veseyの廃墟となった元証券取引所のトレーディングフロアは、ラグ&ボーンが現状に挑戦することにフォーカスを当てた今回のテーマを象徴。対照的な美学の融合を通じてユニークなプロダクトと体験を創造したいという欲求から生まれた。ブランドのDNAである型破りなスタイルを、今シーズンはファッション、音楽、テクノロジーの世界から引き出された創造力のコラボレーションを通して提案。今回のランウェイショーはその様々な分野が完全に調和しながら衝突して生まれた。センターステージではドラマーのJoey Waronker(ジョーイ・ワロンカー)とAtoms For PeaceのMauro Refosco(マウロレフォスコ)に合わせThe Brooklyn Youth Chorus(ブルックリンユースコーラス)が演奏している中、2人のダンサーがを円形のランウェイを踊る。振り付けは振付師のダミアン・ジャレット(サスピリア、アニマ)が手がけた。パフォーマーの流れるような人間の動きとは対照的なUR10ロボットが参加し、人間と機械が同じ動きを再現。同時にロボットはショーの様子を実写フィードと点群キャプチャ(コンピュータービジョン)を使用してキャプチャーし、ロボットアームとデュアルカメラ技術で撮影された映像が、空間全体のスクリーンでリアルタイムに放送された。2020年春夏は、ブランドの哲学、アメリカのワークウェア、ブリティッシュ テイラリング、ミリタリー、スポーツなど様々な美学を探求したコレクション。対照的なシルエット、ファブリケーション、およびカラーの融合により、予想外のミックスが創られ、ラグ&ボーン独特の折衷なバランスが生まれた。エフォートレスでリラックスしたアティチュードに、最先端の機能を加え、ユニフォームのような均一の個性を提案。意図的に性別を定義することを避け、各々のユニークなアイデンティティにフォーカスを当てメンズとレディースのアイテムを両方ミックスしたルックを提案している。ストライプとレガリアにインスパイアされたディテールを使用してリフレッシュされた大胆なテイラリングとニットウェアで始まったランウェイショー。オーバーサイズのサヴィールロウ風のシルエットを使用したマスキュランでフェミニンなシルエット、レガリアのVネックにフィッシャーマンリブでアップデートされたVネックのテニスセーターは、汎用性の高いアイテムとして提案。スカーフのような素材に線のモノクロのグラフィックでレイヤードした軽量のテクニカルな素材は、ドレス、ライニング、スカートに使用されている。日本のセルビッチデニムを使用したジーンズ、ショートパンツ、シャツ、ウォッシュのジレコレクション全体に登場。トラックスーツのストライプとハワイアンフローラルのカモプリントはポップな色合いで展開し、コレクション全体に使用している日本軍のユニフォームから引用したソフトな色合いとのコントラストをつけている。ジャケットとパンツに使用されたブライトなオレンジはコレクションのカラーパレットをさらに明るくし、汎用性と快適さを追求したソフトピンストライプのテイラリングとシールドのライトアウターがコレクションにカジュアルさを加える。パーカッションのWaronker/Refocsco(ワロンカー/レフォスコ)とブルックリンユースコーラスの不気味なメロディがが予想外にしっくりと融合し、フィナーレにはNina Simone’s “Sinnerman”(ニーナ・シモンの「シンナーマン」)が奏でられた。「Contrasts & Perspectives(コントラストと視点」とは、ラグ&ボーンの美学に生命を吹き込むと同時に、対照的な分野の融合を通して本物でイノベイティブな体験を作り出すブランドの価値観を増幅させるためのショーとなった。