AKIKOAOKI 2019 A/W COLLECTION「scan me」見た目と中身は、同じではない。女性もときどき、そうであるように。

AKIKOAOKI(アキコアオキ)の2019秋冬コレクション「scan me」。今季のキーワードでもある”scan”は、レントゲン写真からの着想。レントゲン写真は人体の内部を透過させる。それは表からは決して見えることのない内部の構造。そしてそれは時に、外見からは予想もつかない複雑性やシュールさを伴う。見た目と中身は、同じではない。女性もときどき、そうであるように。ブランドのアイデンティティの1つの手法として 今季もユニフォームをベースにAKIKOAOKIの想い描くフェミニティを表現。シャツやジャケットなど形あるものをベースに、まるで人体をレントゲンで撮影したかのような、人の身体の筋肉や骨のラインを、シームやドレープで表現し、また、ユニフォームというキーワードから、一見フェミニンとは真逆にあるように感じられるようなミリタリーの要素も取り入れている。”服を纏う=体を隠す”ではなく、服を纏うことで、もう一度自分の輪郭(身体)を体感する。今季、AKIKOAOKIの表現するフェミニティはステレオタイプな女性らしさではなく、マスキュリンやミリタリーといった、一見フェミニティとは正反対とも思える要素にストイックなラインとクラシカルな素材感、繊細な女性性を宿すことに挑戦した。