SHIATY CHEN 2019 Fall/Winter Collection「ガーディアン」 時空の変換を表現。中国の少数民族・ 苗族(モン族)の神話やあでやかな装い、複雑さからインスピレーション

SHIATY CHEN(シャッツィ・チェン)2019年秋冬コレクションのテーマは「ガーディアン」。時空間の変換を表現。ブランド創立41周年にあたり、デザインディレクターのシャッツィ・チェンは、中国の少数民族・苗族(モン族)の神話やあでやかな装い、複雑さをインスピレーションとしてコレクションに取り入れた。神話はスタイルとして表現され、自己表現の手段であった部族の装いは、ファッションへと変換。深い愛情で守られてきたブランドのヘリテージを永続させつつ、コンテンポラリーブランドとしてのブランド哲学を唯一無二なものとして表現している。コレクションのインスピレーション源となる苗族(モン族)の神話は、豪華で神秘的なカラートーンと融合し、のびのびと手書きで描かれた龍の頭に魚の体を持つ伝説の生き物、フェニックス、命の花、9つの太陽、全ての起源である母なる蝶などの神話上のモチーフは、刺繍、プリントやジャガード織などのあらゆる職人技により様々な形に変化して登場。あるジャケットには太陽を模倣したステッチが施され、空を飛んでいるような3Dの蝶モチーフが、フードに刺繍されている。コレクションに使用される金属糸はきらびやかに輝くルックを作り出し、ビーズやレース、繊細な生地の使用により重層的なレイヤードスタイルを生み出す。コットンと綿入りダウンのレイヤードスタイルには、戯曲に登場するキャラクターがあしらわれている。アイテムの個性は強調され、その壮大なエネルギーは、ストラップ、ラップドデザイン、オーバーサイズシルエットを通して生み出される。苗族(モン族)の神話に着想を得てデザインされたシューズには、最新のスポーティートレンドの要素が加えられ、移住民族であった苗族(モン族)のストーリーを反映した、様々なタイプのブーツも登場。バッグデザインにもまた、ブランドの本質と精巧さが実証されており、レーザーカットで加工された生地に、職人の手によって施された刺繍は、バッグ上で表現されている景色をより躍動的で鮮明なものに。今回のコレクションでは、オートクチュールの高度な技術と類似した、特殊な職人技が取り入れられた。苗族(モン族)の抱っこひも(母親が子供を背負うために使用する布)のイメージより派生したデザインは、オリエンタルな雰囲気の中にシャープでエッジ―な要素を加えている。