AGNONA Fall Winter 2019 Collection ゆったりとしたルーズなフォーマル、新たなテーラーリングの神髄

AGNONA(アニオナ)2019秋冬コレクション。今日、ドレッシングのルールは破られている。我々は、再び、スポーツウェアとテーラーリングが競い合い、コントラストを際立たせ、そして激しくぶつかり合う重要な変化の瞬間にいる。この時流の中で、クリエイティブディレクターのSimon Holloway(サイモン・ホロウェイ)はAGNONAに新しい気分をもたらす。ゆったりとしたルーズなフォーマル。新たなテーラーリングの神髄、Hollowayは2つのジャケットのムードを提案。ウールカシミアジャージーで作られたよりシャープなショルダーシルエットのジャケットと、もう一つは、ダブルウールのギャバジンからカットされ、レザーのラペルを施したタイプ。また別の方法として、ややオーバーサイズにカットされたタイプもあり、ダブルフェイスのウールとカシミア、プラチノツイード・ジャージーやプントミラノカシミアのニットを素材として使用。ジャケットはセットアップでも提案され、ゆったりとしたまたはややフレアのパンツとの組み合わせ、ロング丈での着用や、プラチノツイード・ジャージーは同じエクスクルーシブの糸から作られたニットとミックスすることも。スーツとして組み合わせると、シフォンのチェックのシャツのテールとカフの細長いシルエット、そして12プライのハンドニットのビーニーハットが新しいムードを加える。ウールとコットンのバイアスカットツイードは、スクープネックのジャケットとパンツが、ペアリングの新しいアイデアとしてチュニックのようなスタイルを。 ツインセットの新しい提案としては、クロップドまたはマキシ丈の長袖のカーディガンと、足首までの長さのファインゲージカシミアドレスとのコンビネーションがある。アーティストAnni Alberのテキスタイル研究の中で、Hollowayは触覚性のアイデアに惹かれ、彼女の作品とAgnonaの基本となる布や糸のアイデアへと結びつけた。 そしてThe Face誌におけるフォトグラファーCorinne Dayの初期の作品や、1992年のアメリカンヴォーグにおける、Steven MeiselとGrace Coddingtonによる画期的なグランジのストーリーの中で、彼は今日のファッションのカジュアル化のルーツを発見し、その変化の瞬間を今日の別の瞬間と関連付けた。AGNONAにはクチュールの精神が宿っている。したがって新しいバイアスカットドレス、シャツジャケット、バッファロープレイドのコート、スリップドレス、そしてビーニーハットに至るまでのすべてが高められている。キーとなる素材は、1978年のAgnonaの生地のオリジナルからアップデートされたバイアスカットのウール、コットンを使用したレノツイード、そしてプラチノツイード。パレットは以前よりもムードがあり、明確な暖かさというより若干の冷たさもあるが、AGNONAのワードローブは、声高に叫ぶのではなくささやく。じっくりと服に目を凝らすと、プラチノツイードのように深い色合いを見つけることができる。