SUGARHILL 2019 Spring/Summer Collection「salad days」バンクーバーに根付いている独自のゲイカルチャーやレイブカルチャーなどの歴史的文化にフォーカス

SUGARHILL(シュガーヒル)の2019春夏コレクションのテーマは「salad days」《複数形》[one’s salad days]無経験な青二才時代、駆け出しのころ《★Shakespeare「アントニーとクレオパトラ」から》。シェイクスピアの史劇から引用した”salad days”は、本来、【無経験な青二才時代】、【未熟な青春時代】という意味だが、現代で大麻の隠語とされる”サラダ”から引用し、”葉っぱ漬けの日々”という意味も言葉遊び的に持たせている。デザイナー自身がバンクーバーに留学していた頃の経験をもとにコレクションを製作。北アメリカ大陸西岸に位置し、90年代から同性愛、ドラッグ、移民等に寛容な土地であり、独自のゲイカルチャーやレイブカルチャーが発達していたバンクーバーで、スケートと夜遊びを繰り返していた経験が主である。コレクションで多く用いられている花のモチーフは、そんなバンクーバーの歴史的文化から着想した”ケシの花”をモチーフとしており、若々しさの象徴としてポジティヴに昇華。また、ブランド本来のクラシックなアイテムを再構築したパターン遊びやステッチ使いに加え、ディティールには酩酊時の”ズレ感”や”違和感”を想起させる仕様をちりばめたほか、西海岸というキーワードをもとにウェスタン・ディティールやレインポンチョもラインナップ。今シーズンのLook撮影を手掛けたのは、フォトグラファー岩本 幸一郎氏。浜辺で行われていたレイブで日が昇る景色を見た経験から、夜明けから撮影を開始し、時間軸通りにエディット。海岸沿いであったバンクーバーの地とリンクさせるロケーションで撮影が行われた。