Vivienne Westwood Spring/Summer 2019 Collection 敬愛する道教とチャイニーズアートから着想 #VWSS19

Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)は2019春夏コレクションをデジタルプレゼンテーション形式で発表した。私の作ったトランプはこの世界を救う計略であり、ファッションデザインにおける指針となっている。もし私たちが消費行動とは異なる文化や精神を持っていれば、現在目の当たりにしている環境問題が起こることはなかった。今回のコレクションは、私が敬愛する道教とチャイニーズアートから着想を得たもの。コレクションの制作は、道教の5つの要素である火、土、金、水、木から始めた。中国のボタン科の多年草シャクヤクのプリントや、ドラゴンは宇宙の生命力を表現している。祈りの旗に見立てたハンドペイントの巨大なトランプをサンドイッチの様に二項一対で表現し、Tシャツ、キルト、腰巻きに展開。コレクション毎に展開をするように心がけているカモフラージュ柄は、世界を救うために戦い続ける姿勢を表現し、パンクの精神を内包している。私たちはニットウェアを愛し、グラフィックを愛し、DIYを愛している。今回の撮影ではモデルの私物をルックに使用した。例えばモデルの「Jenkin Van Zyl」は、撮影にマタドールのスタイルで現れ、そのままルックに採用した。私からのアドバイスは ‘Buy Less, Dress Up’(よく選び、ドレスアップすること)このコレクションで初めに制作したアイテムは、ドレスの下に着たり、アームウォーマーと厚手のソックスと着たり、どんなスタイルにも合わせることが出来る汎用性の高い世界一セクシーなベスト。勿論、テイラードジャケットもお気に入りのアイテムで、ショーツとの組み合わせや、サヴィルロウで仕立てたトラウザーとも相性抜群。このコレクションではジェギンスを除く、ほぼ全ての様々なトラウザーを展開している。歴史的にシャツは素肌で着るもので、ジャケットを脱いでそのまま睡眠することもある身近なもの。数年前、私が発表したパイレーツコレクションの中核を担ったのが、500年もの間、変わることのなかったシャツ。とてもロマンティックなアイテムで、人々は埋葬される時、教会へ行って自らの罪の赦しを求めるときにもそれを着用する。チャールズ2世が愛人達の肖像画を描くためにイングランドの主席官邸画家を務めた「Peter Lely」を訪ねた際、身につけていたのがシュミーズだった。サテンカーテンを引きずり下ろし、彼女達の体に巻きつけ、ギリシャの女神に見立てた。私がティーンエイジャーの頃、土曜日の夜に友人とお互いの髪をセットし、洋服を交換し、ダンスに繰り出す際にスタイリングをしあった。これらが現在のユニセックスや、クロスレファレンスの提案に起因している。