JOHNLAWRENCE SULLIVAN spring/summer 2015 INSTALLATION Party
元プロボクサーという経歴を持つ柳川荒士氏が立ち上げたブランド「JOHNLAWRENCESULLIVAN」。Elegance、Fetishism、Modern、Archaic、Outrageousをブランドテーマに、理にかなったエレガントなシルエットを追求し続ける。先日行われた2015SSのインスタレーションでは最新のコレクションが披露され、多くの関係者やファンで会場は賑わった。今季のコレクションはアナログとデジタルを駆使し、テーラードにスポーツとミリタリーを融合。同ブランドらしい素材とパターンのスイッチングはより一層美しさを増す。テーラードアイテムにパイピングやグログランテープ、クラシックな革靴にベロクロテープを使ったりと、グラフィカルなテープ使いが目を引き、スポーティーであると同時にミリタリーのストイックさも組み込まれている。トップ、メランジ、スラブなどの素材はイメージを広げると、ボーダーやカモフラージュへと繋がっていき、ケミカルウォッシュした生地をさらにオーバーダイするなど天然素材を新しい感覚の素材へと仕上げる方法を多く取り入れた。グレー、ネイビー、ブラック、ホワイトといったベーシックカラーにイエローやレッドを効かせたフレッシュなカラーパレットで、ドリッピングのようなプリントのデジタル感と、素材の織りや編みといったアナログ的手法でグラフィカルにまとめあげた。
©Ena Kitamura
■JOHN LAWRENCE SULLIVAN