ふわりとした雰囲気に芯の強さ モデル「安宅葉奈」スペシャルインタビュー

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PHOTO / Ena Kitamura

 

・東京とパリのコレクションで感じた“違い”はどんなところですか?

ー何だろう…スケジュールどおりに進むのは東京っぽいなと思いますね。パリに限らずかもしれませんが、海外のように急な変更がない。初めてのパリでのショーも本番前夜に合格の連絡が来たんですけど、当日まで本当に出演できるか不安でした。友達からも急なキャンセルがあったりすることを聞いていたので。でもパリコレのランウェイを歩いたことはモデルとして活動をしてきたなかで一番うれしい瞬間でしたし、やりがいを感じました。特にフィナーレでランウェイを歩いている時は鳥肌が立って、『頑張ったな〜』という気持ちでいっぱいになり泣きそうでした。この経験で大きく成長させてもらったと思っています。

 

・初めてのパリはどうでしたか?カルチャーも違いますし、緊張しますよね。

ー緊張しました。初めての海外でしたし、自分が想像していたよりも遥かに大変でした。友達とアパートを借りたんですが彼女が途中で帰国してしまったので、半月ほどは1人暮らしに。英語もフランス語もできないので言葉も通じないし、すごく辛かったです。レストランやカフェにも行けなかったので、スーパーで買い物し、ひたすらオーディションを受け続ける日々でした。いつもこんな(のんびりした)口調だからか、周りから『ストレス感じてなさそう』って言われるんですけど、自分的には『いやいや、私もストレス感じてますよ』と思ってたんです。でもこの時に体調を崩したりしたことで、普段いかにストレスを感じずに暮らしてきたかがわかりました(笑)当時はモデル仲間も何人か海外コレクションに出ていたし、言葉はどうにでもなると意気込んで現地へ行きましたがパワーは必要ですね!

 

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「SUPER robbem」PHOTO / Leslie Kee

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左:Avelon Ready To Wear 2015SS Paris / 右:NOZOMI ISHIGURO HAUTE COUTURE 2013-14AW

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「MY___」2016AW

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「MONOCLE LONDON」2013 APRIL  PHOTO / Seishi Shirakawa

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PHOTO / Masato Onoda

 

・お仕事について自分のペースで道を切り開いている安宅さんですが、オフの顔は?

ー石川にいる時に習っていたこともあり、日本の文化が好きなのでお茶をやっています。高校生の時から5年ほど習っていたんですが、最近また始めました。お茶をしてる時間はちょっと現実と違う感じがするし、すごくホッとします。無になれるというか…東京はせわしないので。着付けも一昨年くらいにやったんですが、久しぶりに試したら全然着れなかったので、熱が復活してきました。あとは週に一度はランニングとか身体を動かすスポーツをしたり、体感を鍛えるためのヨガをしたりもしています。愛犬のチワワと遊んだり。犬会もしますよ!友達とお茶したり、食事に出かけたりも。普通の人です(笑)

 

・お話を聞くなかで、随所に“石川県愛”を感じますが。

ーそうですね…東京の環境に疲れてしまった時期は、地元でお仕事できないか真剣に考えたこともあります。実際に地元でトークショーに出させて頂いたり、インタビューを受けたり。石川県に貢献したいなって気持ちはあります。是非、石川大使になりたいです(笑)

 

・服や靴など、普段はどこでお買い物されるんですか?

ーほとんど展示会ですかね。お仕事させていただいたブランドとか、大好きな「マルジェラ」とか買います。セールでガバっと(笑)特に決まったところはないんですよ。海外に行ったら、ここにしかないと思ってヴィンテージとか古着も買っちゃいますけど。ただ、今年はいい物を二つは買う事を目標にするつもりなんです。半年にひとつは自分へのご褒美というか。『これ買ったから頑張ろう!』と思えるような素敵なものを買いたいと思っています。

 

・20代を終える節目にあたっての気持ちは?

ー35歳くらいまでに子どもが欲しいので、それまでに結婚したいなというのは何となくあるかな。長く付き合ってた人と別れてから、人生のパートナーを見つけて結婚したいかもという気持ちがうまれてきました。それまではお付き合いの延長にあるようなものと思っていたんですが…。ママになってもモデルで頑張ろうかなと(笑)

 

・最後に、今年の目標や今後のビジョンについて聞かせて下さい。

ー2017年は、またパリにトライしようと思っています。もう初めてじゃないので勢いだけで闇雲にただ行けばいいというだけではないし、しっかり準備を整えてパワーがあるときに。だから9月かな?考えすぎかもしれないけど、前回とても疲れてしまった記憶もあるので。日本と海外のマーケットは違うから確実なキャリアアップにならないし、称賛されるものでもないと周りから言われたりもしてるんですけど、行かないと後悔する気がするので今年は行こうと思います。モデルの仕事が自分に合ってるかどうかは未だにわからないけど、今後も続けていけるだけ頑張りたい。撮影現場の雰囲気も楽しいし、モデルと言うお仕事がとても好きなことだと思えます。

 

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PHOTO / Ena Kitamura

INTERVIEW・WRITER / Yuko Aoki

 

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