【東京コレクションレポート】Mame Kurogouchi 2018-19秋冬 デザイナー自身の身の回りを見直し、多くの美しいものにインスパイア 現代社会で活躍する女性の背中を押してくれる1着を

Mame Kurogouchiの2018-19秋冬、東京コレクションでは先立ってパリで発表されたルックからさらにルック数を増やし、ランウェイ形式で発表されました。

パリで発表するにあたり、物作りにおいても初心に戻ろうとするなか、出会ったのがCharlotte Perriandの「選択・伝統・創造」の展覧会図録だったそう。日本の民具や工藝など、身の回りに潜んでいる美しくモダンな図録にインスピレーションを受け、デザイナー自身の身の回りを見直し、現代社会で活躍する女性の背中を押してくれる1着をと発表された今シーズン。

カラーパレットの茶色は事務所の周りに落ちている落ち葉達。印象的なこのミントグリーンは毎日使っている領収書から採取したのだとか!

様々なニットアイテムはマメらしさが詰まったアイテム。繊細さと少女から大人へと登っていく女性らしさも感じます。

その中でも”今”のMame Kurogouchiらしさだな〜と私が思ったのがこのスタイル。リアルに着てみたいのです♡

おばあさまが大切にしていた器や着物。そんなところからも落とし込まれて。人気のクリアバッグもまた様々に進化して登場します。

そしてまたMame Kurogouchiでは新しさも感じられたフォルムデザイン。サイハイブーツとの少しハードめなコントラストも素敵。

やっぱりこういう繊細さ。日本の職人や工場の技術が詰まったアイテムはなくてはならないスタイルです。

リアルな身の回り、懐かしさ、そしてミックスされたカラー、また新しいMame Kurogouchiらしさを感じたスタイルの数々でした♡

■Mame Kurogouchi

www.mamekurogouchi.com



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